PHP , Perl , JSP/サーブレット + データベース(PostgreSQL , MySQL)の使用方法
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目次

  1. PHP , Perl + PostgreSQLの使用方法
  2. PHP , Perl , JSP/サーブレット + MySQLの使用方法
  3. phpMyAdminのインストール方法
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■ PHP , Perl , JSP/サーブレット + PostgreSQLの使用方法

以下の設定は PHP,Perl + PostgreSQLのをご利用いただくにあたっての下準備となります。

PostgreSQL のデータベースの作成方法

PostgreSQL のデータベースの作成は次のとおりです。
( % はシェルのプロンプトになりますので入力する必要はございません。)

 % createdb データベース名
 

データベースの削除は次のとおりです。

 % dropdb データベース名
  1. データベース名を省略した場合は ログインユーザ名と同じ名前のデータベースを作成します。
  2.  
  3. データベースは必要数作成できます。
  4.      
  5. 初期状態でODBCで外部から接続可能です。認証方法は MD5 です。パスワードを Shell の psql プロンプトから
    alter user FTP/Shellアカウント名 with encrypted password 'ご希望のパスワード';
    にて設定してください。


PHP , Perl , JSP/サーブレット から PostgreSQL のテーブルへの接続設定

PHP , Perl , JSP/サーブレット から PostgreSQL のテーブルに接続できるようにするには以下のコマンドを実行してください。(太字が入力する部分です)

CGI 版の PHP または Perl からデータベースをご利用される場合は
 % psql データベース名
 => grant all on テーブル名 to ログインユーザ名(Webアカウント名)
としてください。

ユーザ名に - ハイフンが含まれる場合は、"ab-c" のようにダブルクォーテーションでユーザ名をかこってください。

モジュール版の PHP または JSP/サーブレット からデータベースをご利用される場合は
 % psql データベース名
 => grant all on テーブル名 to webuser
としてください。

PHP からデータベースへの接続は次のとおりです。
pg_connect("dbname=データベース名");

Perlからデータベースへの接続は次のとおりです。
$conn = Pg::connectdb("dbname=データベース名");

PerlでCGIを作成する場合、DBIおよびDBD::Pgと、Pg.pmを用意しております。 Perlで作成したCGIプログラムからデータベースにアクセスする場合は、このどちらかをご利用ください。

以下のファイルはテストファイルになります。動作確認等にご利用ください。
ファイル内のユーザ名(username)とデータベース名(databasename)はお客さまの環境に書き換えてお使いください。

PostgreSQLデータベースの
作成・設定方法:

 

createdb.txt(CGI版)
createdb_mod.txt(モジュール版)

PHPからデータベースへの
接続ファイル:

 

php_pg.cgi(CGI版)
php_pg.php(モジュール版)

Perlからデータベースへの
接続ファイル:

 

pg.cgi



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■ PHP , Perl , JSP/サーブレット + MySQLの使用方法

以下の設定は PHP、JSP/サーブレットから MySQLのをご利用いただくにあたっての下準備となります。

データベースへの接続方法は次のとおりです。
データベース情報
ホスト名:   localhost
データベース名:   dbname
ユーザ名:   username
パスワード:   password

PHPからデータベースへの接続は次のとおりです。
mysql_connect(localhost,username,password); ←MySQLへ接続
mysql_select_db(dbname); ←データベース dbname の選択

Perlからデータベースへの接続例は次のとおりです。
use DBI; ←DBIモジュールのロード
my $DB = DBI->connect("DBI:mysql:dbname", 'username', 'password'); ←データベースへ接続

JSP/サーブレットから MySQLデータベースへアクセスする際に MM.MySQLドライバ を使用される場合の URL は次のとおりです。
driverName="org.gjt.mm.mysql.Driver"
connectionURL="jdbc:mysql://localhost/dbname"
connectionName="username"
connectionPassword="password"



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■ phpMyAdminのインストール方法

phpMyAdmin は、Webブラウザから MySQL データベースを管理するためのソフトウェアです。
インストールの手順は下記のとおりです。

SSH(Telnet)にてWebサーバにログインしてください。Shellから次のコマンドを入力してください。(太字が入力する部分です)

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃
┃% pwd
┃/home/tetsuo
┃% fetch http://telia.dl.sourceforge.net/
sourceforge/phpmyadmin/phpMyAdmin-2.2.6-php.tar.gz @
┃% tar xvfz phpMyAdmin-2.2.6-php.tar.gz A
┃% cd phpMyAdmin-2.2.6 B
┃% pwd C
┃% /home/tetsuo/phpMyAdmin-2.2.6
┃% vi config.inc.php D

@phpMyAdminの開発元の配布サイトからお客様のディレクトリ内に直接ファイルのダウンロードします。表示の都合上改行しておりますが実際は一行です。パソコンに一旦ダウンロードされる場合はhttp://phpmyadmin.sourceforge.net/download.htmlからファイルをダウンロードしてください。PHP4用とPHP3用があります。設定例では、PHP4用をダウンロードし、インストールします。
(phpMyAdminのバージョンは、この文書を作成した時点の最新バージョンです。バージョンアップが重ねられておりますので最新バージョンをご利用頂く場合は、ファイル名などは変更してください)
Aファイルを解凍します。
B解凍したディレクトリに移動します。
C現在のどのパスにいるか表示されます。
D設定ファイルの config.inc.php ファイルを vi エディッタ等で編集します。
viエディッタでのご使用方法が不明な場合は config.inc.php を FTP ソフトでパソコンにダウンロードして、Windows のメモ帳などで編集後にアップロードして上書きしてください。config.in.php の最低限の編集個所は次のとおりです。

config.in.phpの編集
接続ユーザ名
$cfgServers[1]['user'] = 'root'; // MySQL user
の root の部分をお客様の MySQL ユーザ名に書き換えてください。
例: $cfgServers[1]['user'] = 'tetsuo'; // MySQL user
接続パスワード
$cfgServers[1]['password'] = ''; // MySQL password (only needed with 'config' auth)
の '' にお客様の MySQL のパスワードを記述してください。
$cfgServers[1]['password'] = 'sFT$312'; // MySQL password (only needed with 'config' auth)
データベース名
$cfgServers[1]['only_db'] = ''; // If set to a db-name, only this db is displayed at left frame
の '' にお客様の MySQL のデータベース名を記述してください。
$cfgServers[1]['only_db'] = 'tetsuo'; // If set to a db-name, only this db is displayed at left frame
phpMyAdminのインストールパス
$cfgPmaAbsoluteUri = '';
の '' にphpMyAdminをインストールされるパスをURLで記述してください。
$cfgPmaAbsoluteUri = 'http://www.DOMAIN/phpMyAdmin/.';
または
Webサーバ標準装備のSSL経由でアクセスすることが可能です。SSLでアクセスされる場合は以下の指定にしてください。SSLによりデータベースのアップロード内容などが暗号化されメンテナンス作業を安全に行なえます。username はFTPのユーザ名です。xxxxの部分はサーバにより異なります。SSLのアドレスは登録メールに記されております。
表示言語の設定
$cfg['DefaultLang'] = 'en-iso-8859-1';
の en-iso-8859-1 を ja-euc に書き換えてください。
$cfg['DefaultLang'] = 'ja-euc';
$cfg['DefaultCharset'] = 'iso-8859-1';
の iso-8859-1 を euc-jp に書き換えてください。
$cfg['DefaultCharset'] = 'euc-jp';

config.inc.phpファイルの編集が終りましたらディレクトリを public_html 以下の任意のディレクトリに移動します。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃
┃% cd ~ @
┃% pwd A
┃/home/tetsuo
┃% mv ./phpMyAdmin-2.2.6 ./public_html
/phpMyAdmin B

@ホームディレクトリに移動します。
A現在のどのパスにいるか表示されます。
B先ほど解凍した phpMyAdmin-2.2.6 ディレクトリをホームページ公開ディレクトリの public_html 以下の任意のディレクトリ名に変更(ここでは phpMyAdmin というディレクトリ名です)して移動します。ディレクトリ名はご自由にお決めいただいて構いません。表示の都合上改行しておりますが実際は一行です。


最後にWebブラウザで http://www.DOMAIN/phpMyAdmin/ にアクセスして「phpMyAdmin 2.2.6へようこそ」の画面が表示されればインストール成功です。
なお、http://www.DOMAIN/phpMyAdmin/ は管理者用画面ですのでお客様以外がアクセスできないように phpMyAdmin ディレクトリへユーザ認証(アクセス制限)を設置してください。コントロールパネルから設定される場合はこちらです。


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